中高年のご夫婦関係の悩みや離婚問題は＝悩みがいくつか重なった複雑な『中高年の危機』でもある。
〜カウンセリング体験の「ご感想」を通して〜

中高年のご夫婦関係の悩みや離婚問題のお話をお聴きすると；

＞「相手への不満の感情」「中高年期の対象喪失感」「中高年の危機感」が重なってきたことによって

　：結構、複雑に問題が絡んだ悩みなのだなと感じます。

：いろんな感情；不満や怒り、悲しみ、苦痛不安、喪失感など、とても辛い状況を過ごされている方、

ご夫婦関係の悩みだけに限らず、悩みや問題が重なってくる中高年層の日本人に、

同じような精神的・肉体的にも、大変な思いをされている方が、とても多いことと思います。

：以前に、心理学セミナーにきている年代は、５０代、６０代と４０代の順に多く、

　次に３０代と、中年以降の方が多く学ばれています。

∴日本人は「中年の危機；ミッドライフクライシス」の方が多いのだなと感じています。

　とブログを書いています。

心理学を学ぶのは「人生の転換期」にいる中高年層が一番多い？

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「相手への不満の感情」「中高年期の対象喪失感」「中高年の危機感」はどういうことか？

＊「相手への不満の感情」として

・子供や親世代のお世話があって、生活に振り回わされて、考える余裕がない感じだったけど、
本当は、旦那のことが不満がいっぱいあって、不快に感じていたけど我慢をしていた。
重なっている嫌な思いを感じている。もしかすると嫌いかも？

・旦那と口喧嘩をした時は、日頃の不満の言いたいことは言えていた。
（または、本音は言えていなかった。言いたいことを我慢していた。）
だけど、旦那は一向に変わってくれる気配はなし、もう言い返したりするのも疲れてきた。

・子供たちも自立してきたら、（高齢の親の介護も終わって）
これから夫婦二人だけの生活になってしまう。。。
この人と二人だけの生活は、どうしても耐えられない。

だけど、
離婚や別居したら、経済的不安がある。。。決断ができない？。。。

＊「中高年期の対象喪失感」としては

・年齢を重ねて、もうこんな年齢になってしまった。残ろ時間が少ない。

・最近、めっきり体が重たく感じるし、健康にも不安感を感じている。

・自分の親、義理の親の死別が重なってきて、喪失感を感じてしまう。

・子供たちが自立を始めた。我が子という心を向けていた対象が巣立って行った。
なんか寂しい。「これからどうしよう？・何をしたら良いのだろう？」

・主婦業に専念してきてしまって、自分のことは後回しにしてきた。
やりたい仕事を諦めてきてしまっていた。自分のための時間が欲しいと思ってたけど、
これから仕事を探すとなると、、私に何ができるの？とても不安だ。

・離婚（別居）によるパートナーの喪失感。

＊「中高年の危機感」としては、(上記のことも「中年の危機感」ですが)

・上記のことが「幾つか重なってしまった状態」の危機。
特に、ご自身の病気。身内の病気。高齢になったご両親の介護をしなければ。。。
「重なってしまうと、ほんと！大変ですよね。。。。」

・本当は〇〇したいけど、こんな年齢だし、この私にできるのだろうか？でもやってみたい。
周りは「今からそんなことするか？」と否定してくるだろうし。。。

・最終盤の人生、残りの時間は自分のためにいきていきたい。経済的な不安はあるけど。
一人だったら、もっと自由に生きていけるのではないか？どうかな？

・中年の危機を感じながら、年齢による仕事ができずらいことと収入の不安、
「もうこんな年だから」出来ないのではないか？と
「諦めの感情」が出てきたり「健康への不安感」もあったり、
仕事やややりたいことへの「意欲」が減ってきていると感じてきた。

など。

「どうしたら良いかわからない？八方塞がりだ？」とても苦しいままフリーズしてませんか？

＊悩みや問題がいくつも重なってしまうと；

・離婚したいけど。。。このまま〇〇と一緒なら、収入面では安心だ。
離婚すると経済的な不安があるので、離婚は現実的でないと思ってしまう。
だけど、もう一緒にはいたくない。どうしようか？

・私は家族のために今まで生きてきた。残りの人生は、自分の為の時間として生きていきたい。
だけど、この年齢で新しいことを始めることができるのだろうか？
このまま健康で生きていければ良いのだが、年齢的な不安がある。

・好きになって結婚したので良い人だとも思える。だけど、あのことや嫌いな面が我慢できないとも感じている。

・〇〇したいと思っている。だけど、〜のことや〜がある、今の私のは無理だできないとも感じてしまう。
そんなこと言っていたら人生終わちゃう。。。どうしたら良いのか？

このように、

：「〇〇のことは好きだ、けどやっぱり、〇〇は嫌いだ。」

：「〜〜したいけど、〜や〜もあって、〜〜できない。」

：「向上していきたいのに、下降を感じている。」

と、両方の面の感情があったり、こっちもあっちもダメだ、のように、

「八方塞がり」のように感じてしまいやすいことと思います。

そうなると、

「どうしよう？どうしたら良いのかわからない。。。」と、身動きができないような状態で、

「行動できない、一向に前へ進めない。迷うだけでフリーズ、時間だけが過ぎてしまっている。」

となってしまいがちです。

：年齢的に「時間がとても貴重」に感じているはずなのに、

　行動できないでいると、、、諦めの喪失感で、

「何もやる気が起きない。」と『虚無感』に陥ったり、、、

『中高年期のうつ病』になってしまったら、とてもとても大変です‼️

こうやって書き出してみると、

「ものすごく大変な状態で、どうすることもできない悩みのように感じてしまいますよね。」

また、とても大変で苦しいし、辛いですよね。。。

：私も「中年の危機」を感じて、５０歳を過ぎてから「生き方を変える」経験もしましたし、

　両親の死も経験しました。年齢的にもまだまだ危機は感じています。

　同じように悩んできましたので、とても分かります。

とにかく早く「カウンセリングを受けましょう」今のあなたに必要なことです‼️

＊このような時こそ必要！このような時こそです！

「人にお話を聴いてもらう良さ」＝「カウンセリングを受ける良さ」があるのです。

：自分の抱えている悩みがどうであるのか？

：どのような気持ちや感情があるのか？。いくつぐらいの悩みや問題があるのか？

：こういうことはしたくないけど、本当はこうしていたい？だけどこれがある。。。

：現実的にどうしたいのか？どうしたら良いと思っているのか？

と、混乱しているあなたの思考や気持ちを写し出し、

客観的に離れたところから自分を観察できるので、頭の中が整理できます。

いろんなことが重なって「どうしたら良いのかわからない混乱した状態」だったのが、

次第に、辛く感じている気持ちを受け入れることが出来てきたり、

混乱していた頭が、落ち着いて思考することが、出来てきたりするのですね。

そうすると、本当はこうしたかったことに具体的に行動ができてきたり、

または、下降期がゆえの「健全な諦め」も、次第にできてきます。

さらには、

こういう悩みを、自ら招いてしまった「思考の癖」のようなものがあるようでしたら、

その悩みを作ってしまった「根本の原因からの解決」ができるようになってきます。

これができると、とても生きづらかったのが、本来のあなたで生きられるようになり、

落ち着けて気持ちが「楽」になります。

中高年期のうつ状態・うつ病を回避できますね。

毎回のように「カウンセリング」を進める内容を書いていますが

『本当にそう実感しているから言えるのです❣️』

カウンセリングを体験された方の「ご感想＆アンケート」ご紹介します❣️

匿名さん（５０代 女性）

１）受けるまえの状態は、どのようなお悩みでしたか？

：今のパートナーと、こころが通じ合って一緒にいる将来の姿が見えない。

　けれども、今のぬるま湯生活も捨てがたい。。。

：これから先の結婚生活は？自分の人生どうしようかな？と悩んでいました。

：この調子でいくと、自分は不幸の中に落ちていく気がして、怖かったです。

２）受けている時はどのように感じたか？

：自分の中で夢物語だと思う話、考え方が甘いと思う話、身勝手な発想・・と、

　どんな話題が出ても、平等に扱い耳を傾けてもらい、

　安心して自分を表現できました。

：すべての話が尽きたころ、現実的な考え方や今すべきことをアドバイスいただき、

　（そちらの方に意識を向けることができて）やる気が生まれました。

３）直後や、次の日など、どのような感じですか？

：理想を実現するには動かなくちゃ。動きたい。　

：自分にはまだやればできる力があるのかもしれない、

　苦しいことも頑張れるかも・・と思うようになりました。

：離婚前提で動くと、決心はつきませんが、

　自立したいという願いは別の形からでも、

　取り掛かれるという気がしてきました。

４） このセッションのどこが良かったですか？

：理想と現実が結びつくセッションだったことがよかったです。

５） どのような人に勧めてあげたいですか？

：暗い方向に考えが行きがちで、

　ドツボにはまりそうな人

６） また受けたいですか？

：はい

７）こうしてもらったら、もっと良かったことなどありますか？

：特にないです

「匿名さん；ご感想ありがとうございました」