「話を聴いてもらう」となぜ?「癒されたり心が解放する」のか?について:
2020.3.10
よく書店で並んでいる「人に好かれる話し方のテクニック」のような
本の目次を見てみると;
=『実は「聴く力」がとっても大切だった!』
という項目が、必ず書かれていますよね。
見たことある人なら分かると思います。
ではなぜ「聴く」ことが大切なのか?
Contents
「話を聴いてもらう」となぜ?「心が解放する、癒される」のか?
Q:『あなたはなんでだと思いますか?』
世界中の心理療法家やセラピスト、カウンセラーのほとんどが
お話を『聴く』ことを中心にやっていますよね?
(心療内科では病理的な患者様に対しては、お薬をお出しますが。。。)
「なんで?話を聴くことが中心なのかな?」って?
「ねぇ、ねぇ岡村〜。」
「なんで?人は悩みの話を聴いてもらうと、癒されて、心が解放するの?」
「ねぇ、なんで?」
A:『・・??・○△□…Zzz〜?・・』
『ボ〜ト生きてんじゃぁね〜よ!』((^0^?;))/〜
:「チコちゃんに叱られますよ〜!」 (^_^)
治療家の方もまず初めには問診の時に、
どのようなお悩みがあるのかお話を聴かせていただく、
時間を十分に取られる方も多いはずです。
(もちろんヒーリングだけでしたら、マッサージやレイキのような手を使ったりアロマを使ったり、シンギング・リンなどの音響療法、視覚と体感覚を使ったアートセラピーや箱庭療法も効果的です。)
来談者中心療法のアクティブリスニング(=傾聴法)で;
カウンセリングといえば「話を傾聴する」ことが中心です。
=それは=
=世界の多くで『心の癒し(治療)に効果がある』と認められているからです。
では「なんで効果があるのか?」それについて書いてみますね。
1)話をすることは脳の活性化になる。
:単純に話をして聴いてもらうこと自体も脳には良いのです。
なぜかというと;
悩んでいる人というのは、その悩みの世界の中にはまり込んでいて、その中でグルグル思考を巡らせ、
モヤモヤイライラして冷静な状態ではなくなっているわけです。いわゆるドツボにハマっているのね。
それが話をすることで感情や思考が動き、脳に刺激が与えられて活性化してきます。
ご自身が話しをする行為も、どのように話をしようかと考えますし、
また自分の話したことを聴いてもらうことは、自分でも自分の話を聴くことになります。
なので頭が整理できてきて冷静になってくると、
客観的に自分を眺められてきて、ハマりの状態から抜け出られてきます。
そうできてくると、新しい考えや発想や方法、気づきが得られたりしてくるのね。
2)感情表現は浄化であり幸福感を増加させる。
:よくネガテヴな感情は、抑え込まずに上手に出した方がいいと言いますよね。
悲しかったら泣いたらいいし、怒りも上手に出せたらいいのです。
ですが、
特に悩みがある人の多くは、悩みの気持ち感情を出すのを我慢して押さえ込んでいる方が多いです。
(現代サラリーマンの多くは職場ではストレートに出すことはできませんね)
職場などでは怒りなどの不快な感情はなかなか出せないですよね、ポーカーフェイスになりがちです。
以前のブログに書いた:あまりにも我慢しすぎると「失感情症」については
(上をクリック)
また、防衛や抑圧により押し込めれていた気持ち感情が、悩みの話を聴いてもらうことから、その囚われていたことの発散が進みます。
心の深い底に押し込んでいたものが浮き上がってくるように、少しずつマイナスの感情を出せるようになってきます。
共感して聴いてもらえて、受容で寄り添ってもらうことで、それが安心感につながり、思いっきり感情を表現することができてきます。
マイナスの感情がマックスになったらどうかなりそうで怖いと感じるかもしれませんが、大丈夫です強いストレスを感じたとしてもかならず、人の心身は元に戻ろうとするものなのです。
なので恐れず溜め込んでいたものを思いっきり表現したら、しだいにマイナスの感情を手放すことができて、心が解放され癒されることになってきます。
喜怒哀楽の感情を表現が豊かにできると、幸せホルモンであるセロトニンが増加してきたりしますので、感情表現は幸福感につながりますね。
(例:カタルシス効果=心にたまった、溜まったストレス、悩みの感情を吐き出した時のすっきりした感じなどの精神の浄化)
大事なことは悩みの原因にあるおおもとの感情を表現することです。
(基本は「悲しみ、恐怖、怒りなど」です。)
注意:)怒りは;怒りをぶちまけるように、怒ってしまわれるのは、自分の中にある怒りの感情を逆に継続させてしまうということもあるそうです。
(お子さんに怒っていたら過剰に怒りが溢れ出し、いつしか虐待してしまったりするのも、ご両親の積もり積もった怒りや、実は怒りの原因は他にもあったりしたものが、溢れ出てしまった怒りを出すことで火がついて過剰になってしまう、継続してしまう。。。そういうことがあるのかな??)
結果的にはカタルシスを得られなくなってしまうことがあるので注意が必要です。
*直接人にぶつけることなく、ちゃんとカウンセラーに寄り添ってもらうことが良いですね!
3)自分の話を聴いてもらうこは、実は快感なのです。
:「悩んでいる話」や「憎しみや怒りなど不快な感情を持った話」「罪悪感や羞恥心につながる話」などは、人に聞かれたくないですよね。
話したくないと思ってしまう方(日本人は特にかな?)が多いように思います。
ですが、自分の中に閉じ込めて抱えれば抱えるほど、さらに不快な感情でいっぱいになってしまって、しだいに態度や雰囲気に出てきたりして、周りの人とも険悪になりかねないし(ネガティヴ波動を発してしまい)悪循環になってきます。
その隠して閉じ込めていた悩みの話、暴露するような自分についての話を人に聴いてもらうことで、なんと快楽をもたらす脳内物質ドーパミンが増加することがわかってきたそうです。
「はぁ。。。お話を聴いてもらって、なんかスッキリしました。」って、よく言われることがあるのですが、話すのに躊躇してしまうような心の奥に閉じ込めてあった悩み、その自分の話を聴いてもらうってことが、実は話をしてしまえば快感だったりするのです。
また、ざわざわ、イライラしていた気持ちが話を聴いてもらって、「なんか落ち着いてきて、逆に今はほっとしてきました。」なんていう時は、幸せホルモンのセロトニンが増加してきたってことですしね!
4)しっかりとした傾聴法の聴き方による効果
:女性たちは集まってお話会いわゆる女子会をするのが大好きですね。
みんなでいろんなお話をしあって、楽しかった!スッキリした!って、それって快感だし幸福感もUPしてますね!
ですがたまに、
話を聴いてもらって「不快な気持ちになって、逆に落ち込んでしまった。」「逆にイライラしてきて、なんか腹立ってきた。」「傷ついた、話すんじゃなかった。。。」ってことがありせんか?
〜ありますよね。。。結構あるのではないかな?!
?:「でも、話して聴いてもらうっていい効果があるのでしょ!?」
そう、ちょっとしたストレスのお話でしたらいいのです。
ですが:
=悩んでいるお話などを聴いてもう時は=
:カウンセリングを受けるといいのです。
『聴く』ことには:スキルがあるのです!
そう!=「ちゃんと聴いてもらうことがいいのです!」
=来談者中心療法の「アクティブリスニング(=傾聴法)」で聴いてもらいましょう!
聴くスキルの内容を書き出すと本一冊必要になってきますので、、、
単的に書きますと;
積極的に相手に興味関心を持って、
*相手を尊重し受け入れて聴く。(無条件の尊重、受容)
*相手の気持ちを共感して聴く。(共感的理解)
*その時の自分の実感と一致していることが大切:フーカシングできているということ(自己一致)
:自分のことのように気持ちにぴったりと寄り添って聴きながら、
そして、100%相手の方を信じて応援する。
そういう聴き方なのです。
これがなかなか難しい。。。
:学んでいない人にはできません。
なんで「聴くことが難しいのか?」について;
①「自分の知っている話をしたくなってしまう」
人の悩みを聞いているとなんか自分の体験した話や想い浮かんできた答えの話をしたくなったり、
良かれと思ってアドバイスをしてしまったりしていませんか?
「それ分かる!私はこういう体験したの〜〜〜」と、
相手の話をさえぎって自分の話をしたりすることあるのではないかな?
相手の方の何が言いたかったのかを聞かずに、自分の話にしてしまっている。
これって「相手の話を聞いてない」ということなのです。
また;
②「それって違うんじゃないかな?」と感じながら聞いて、、、
私はこう思うんだけどなと相手の価値感を受け入れずに、自分の考えを話してしまう。
③途中で興味がなくなり、話の先が読めたと感じて、聞いているふりをしてたり。
あいづちだけで、自分が話をしたいことを考えていたり、、、
④話のないようを自分のつごうのいい解釈で聞いていて、相手のお話を理解してなかったり、
それって、こういうことでしょって感じながら聞いていたり、、、
⑤途中で飽きて、集中できずに、他のことを考えてしまう。。。
今何時だっけ。。。この後の予定は〜〜だな。。。なんかお腹空いてきた。。。
これらのことは日常的によくやっていることですよね。。。
ですが;これって『話を聴いていない』ということです。
相手にとっては「なんか聴いてくれて無い感じがするなぁ」
:『人は無意識的に感じとるので』
相手にとっては「聴いてくれて無い」となってしまいやすいのです。
また、親身になって聴いていたとしても、相手の方に良かれと感じたアドバイスをしてしまうことありますよね。
(自己一致できていて、これは本当に伝えた方がいいと感じた時はいいのですが;)
⑥アドバイスは注意が必要なのです。
相手にとっては、「そんなことは分かっている」となりやすいのです。
一見「そうだよね、ありがとう、そうしてみるね!」と、
その時は受け取っていたとしても、次の日には「何だっけ?」と忘れていたるするのではないかな?
なので、アドバイスは無駄になることの方がほとんどです。
多くは悩みを話しているご自身の中に解決の方法があるものなのです。
大丈夫、あなたなら必ず今の悩みを解決できるよ!
それを信じてあげれてなかったということになり、、、
相手の方は受け取ってもらえていないと無意識的に感じとってしまって、
心を閉じてしまい深い内面のお話をしなくなります。
アドバイスをする事で逆に相手の自己肯定感を下げてしまうことになるのです。
*コンサルタントのような場面では別ですが、
例えば;占い師の言葉やチャネラーさんのような人の話は、
(:傾聴法をしっかり身につけている方は別ですが;)
どうでしょう?その時は、やりとりで安心を得られたり、なるほどその通りだ!気づくことができた!嬉しい!と感じたとしても、ほとんど数日で忘れていることが多くないですか?
占いやチャネリングって「やってもらうことを楽しんでいる」のですね。
また、
アドバイスばかりだと;この人は私のことを分かってないなと心の底では感じていたりしていませんか?
上から目線の説教に感じとられてきて、だんだんいらいらしてきたり、
気持ちが落ち込んでしまうこともあったりするのではないかな?
結局、自分でいいと判断した解決方法を選択しているものです。
買い物でも、例えば洋服を買う時、あれこれ迷って一緒にいた友人に聞いてみても結局、自分がこれが良いと感じたものを買いますよね!人にどれがいいと思うとたずねたりするけど、その時にはもう本当は決めていたりするものですよね。(例えがこれで良いかは分かりませんが、、、)
=相手の話されていることをジャッジせず尊重し受け入れて、
今あなたはこんな気持ちになっているのですねと確かめるかのように、
その気持ちを共感しながら、自分のことのようにぴったりと寄り添って聴くことによって。
:否定的になってしまっていたり、
怒りでいっぱいでイライラして、
悲しくなって絶望感になって、
不安や恐怖、自信がない、
罪悪感でいっぱいになっていたり、
自分のことが嫌いになってしまって、
など。。。
そんな状態だった人が;
:心から共感してもらえて
自分の存在を受け入れてもらえて、
受け止めてもらって、
承認してもらえて、
関係性に癒されてきます。
そして、
安心感を得られて、
マイナスに感じていたことや
ネガティブな感情の
ご自身の心の内側にある
心の声に耳を傾け始めることで、
この悩んでいた経験から
気づきを得られたり、
多くのことを知り、
学ぶことができて、
「自己成長ができたと実感できるのです!」
そして、
心から解放できてくるのですね。
「どうでしょうか?」
「話を聴いてもらう」となぜ?「心が解放する、癒される」のか?
なんとなくでも、良さを理解していただけましたら幸いです!
質問をしたいと感じた方は:
=無料のカウンセリングをご利用くださいね!=
また:
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カテゴリー: 話を聴いてもらう良さ ブログ
このブログを書いた人
「魂が喜ぶ魔法のキネシオロジー」ヒーリングサロン「青い空の氣」曲尾幹夫(まがりお みきお)
50歳まで、グラフィックデザイナーをしてました。
辛い苦しい人生の転機「中年の危機」を、自ら経験しキネシオロジーに出会い、心理学を学び、克服し、
生きかたを変えた経験から、
あなたの愛する人生を
『本来のあなたの輝きで、明るい笑顔にします!』
を使命として!
悩み苦しみの中にいる40代:
特に「ミッドライフクライシス:中年の危機」を乗り越える応援をしています。
キネシオロジー:
心理カウンセリング&ヒーリングセラピー
・インテグレート ヒーリング
・シンギングリン(音響療法)
・クラニオセイクラルセラピー
・箱庭アートプレイセラピー
他
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