映画「美しき緑の星」を観て: 『この社会の「洗脳」から「接続解除」するってどういうこと?』
2019.8.20
お盆前後は、戦争と平和に関する話題が多いですね。
映画「ひろしま」という映画NHKでやってたのを見逃してしいましたが。
今年は特になぜか入ってきてたな。
そんな中、映画「美しき緑の星」観てきたことを書いてみます。
他にドキュメンタリーですが、
映画:コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~」上映会(ナマケモノ倶楽部)も見てきました。
Contents
*映画「美しき緑の星」を観て:
『この社会の「洗脳」から「接続解除」するってどういうこと?』
1996年のフランス映画なのですが、当時発禁になったしまった映画で、フランスから世界へ、10年くらい前から評価され始め話題になり一部カットされているのですが、DVDになったり上映会などで見ることができます。
20年経ってますが、
多くの方がこの映画に出会われて「何かを感じて」全国で上映会が行われています。
で、先日鑑賞会@飯能のbookmarkへ行って観てきました。
数年前に一度 YouTubeで見ていたのですが、ノーカットを観れるのかな?という思いもあって(やはりだめだそうです)。。。
ユーモアに溢れているので、すごく楽しめますし、ハートフルです。
まだまだ、上映会がやられてますので、一度見てみることをお勧めしますョ!
*映画「美しき緑の星」あらすじ;
この「美しき緑の星」は、豊かな自然に恵まれ、自分の得意で好きなことを活かし、人々は自給自足で助け合う循環型社会を形成している。
大都市も身分制度もない、みんなが平和に豊かに調和して生きている「美しき緑の星」の住民にとって、貨幣制度や戦争を繰り返す「地球」という惑星は、極めて原始的な文明レベルにあるだけでなく、まるで地獄のような星。
「美しき緑の星」には『星外派遣』という任務があり、文明化が遅れてる惑星に「美しき緑の星」の住人が派遣され、その星の現状を調査したり、文明の方向性を軌道修正したりする。
他の星にはみんなが行きたがるのだけれど、、、
「地球」は本当に危険で野蛮な原始的な星なので誰も行きたがらない。
そんななか、主人公の女性宇宙人ミラが地球派遣の任務に名乗りあげます。
「わたし行ってもいいわよ!」
そして、
「美しき緑の星」宇宙の常識から見た、今の地球は一体どんな視点で見れるのか?
地球にやって来た主人公が、
「接続解除(切断)」という一瞬の秘儀で、人々を「とらわれ(洗脳)」から解放させ、
「本来の自分自身」を取り戻す姿を通して「意識の覚醒・変容」を
アイロニーとユーモアを交えながら、現代人にメッセージを送られている映画です。
(監督主役はフランス映画界の巨匠「コリーヌ・セロー」= 映画「スリーメン&ベイビー」の原作者でもあります。)
*監督コリーヌ・セローのこの映画のコメント*
雑誌アネモネの取材からの一部抜粋です!
=アネモネの取材動画
=Q : 地球人はいったい、どんな接続から解除され、解放されているの?
A:コリーヌ・セロー監督:
世界中の都市生活者は特に、自然と分断され、人同士も競争社会の中で分断されて生きています。
また、搾取されるがままで、声を挙げられない人たちもいるでしょう。
本作には、権威主義に染まった医師や、利益のために詐欺を働く商店主なども登場します。
こうした生き方は、決して人々の本望ではなく、社会的なシステムや圧力によって心が操作されてしまっているのです。
ミラが解除するのは、そんな洗脳にも似た心の鎖です。
・「牢屋の中のような社会に生きていること」
・「社会からの抑圧を受けて、疎外感を感じて生きてる人」
・「自分自身とつながらず、自然からも切り離された生き方をしてしまう」
・「競争社会に生きている人たち:自分が作り出したのではない操作されている人たちです」
=「誰もがそこにある社会の仕組みに巻き込まれ利用される立場にいる、つまり、搾取されている立場の人々」
解除された人は、
>「こんな社会や生き方はもうやめようよ」と目覚め、自分らしく生き始める、
そういうイメージです。
映画の根底には、権力上位の人々が、下の人だけでなく、自然や地球さえも好きなように操ろうとしている、間違った文明へのアンチテーゼがあります。
それでも私は、地球とそこに暮らす人々が好きです。
理想郷へ引っ越したいのではなく、この地球を理想郷にしたいのです。
〜 〜 〜
「等価交換」 という言葉が しばらく氣にかかって仕方がなかったのですが、あるとき不意に これは作られた偽の価値観、後付けで刷り込まれた価値観だと氣づきました。
天も大地も、すべてを「無私の愛」から、なんの見返りも求めず無償で与えてくれている。
そして 等価どころか、たった一粒の種から 新しい種を百も千も授けてくれる。
実際に 一粒の種を播いて育った植物から 次代の種を採取することを繰り返していると、その恵みの豊かさを実感できます。
それを不当に奪われていることへの疑問や 新たな主張提案は当然、でも、奪っている相手を敵視して戦うのは 不毛だから やめておきましょう。
・たとえ自分が悪いとわかっていても、
責められると、思わず心を閉ざしたり、ウソをついたり、
逆ギレしたりしてしまうのが、人の防衛本能というもの。
自分のしたことは 必ず自分に返ってくる、その人たちにはその人たちの学びの道があり、私たちは 自分の心の調和を実現することで 大きな智恵や力を取り戻し、対立や争いを超えたところに 新しい道を創れます。
*現代地球人が洗脳から切断し
「本当の自分らしく生きる」にはどうしたらいいのか?*
*この映画を見て感じたことで、いくつか挙げてみました。
それにこの監督セローさんのこの動画コメントを見れてよかった。
監督は現代社会の多くのことを研究されて熟孝されたのがよくわかりますし、
とてもわかりやすくなった。
・自分には「どのような洗脳」があるか?に気がつくこと。
;社会の視点からと、個人の視点から、
「不必要な思い込みや信じ込み」を理解することですね!
心理学的にも:
例えば、交流分析では24種あると言われています。
:「〜しなければいけない」「〜すべきだ」がありますよね。
「すぐ不安になってしまう」「劣等感がある」「嫉妬まみれだ」
「自己肯定感が低い」「自尊感情が持てない」「誰かに振り回される」など
「洗脳」されてると言えます。
社会から、情報から、教育から、親から、影響受けてます。
「あなたは、何と何と何がありますか?」書き出してみたらいいですよ!
そして気がついたら、「なんでそんな洗脳されたのか?」の原因を理解するといいですね。
世界や国、地域社会ではわかりずらいかもしれませんが、
ご自身の事でしたら、原因について解るのではないかな?
詳しくはこのHPの「無料カウンセリング」のページに書いています!
「不必要な思い込みや信じ込み」を手放せると、
人生が生きやすくなり「本来の自分自身」に近づけます!
・「感じる力」を養う、とり戻すこと。
(前のブログでも、サラリーマンは失感情症、失体感症と書いてましたが。。。
これ、とても大事だなと感じる。)
:自分の中にある気持ちを感じてみる。その奥には何があるかな?
気持ちを押さえ込んで、溜め込んでいる人がいっぱいいるよね。
:監督もシナリオが書けない時に「木との対話」で助けられたとありますが、
「自然を美しい、目の前の人が美しい愛おしい、樹木や大地に感謝。。。」
=これ日常で感じれてますか?
「木の葉が会話してる、ダンスしてるように感じる」という感じで。。。
そういうこと以外にも、
:加工された一部の食品の中で「食べたら病気になる」と感じれることできる??
:例えば、現代の大量生産の肉は、動物の尊い命をモノのように扱い、虐待している食品産業の在り方はどうなのだろうか?そんな食品食べてどう感じるか?
:農薬を使って虫を殺し、同じような野菜などを大量に生産してる。。。?
:大量生産して、ゴミにしてしまっている多くの製品。。。?
いっぱい出てきちゃいますね。。。
=「感じることできてますか?」
〜今の社会はいちいち「感じてたら」生きずらくなってしまうって。。。
:これをしてしまうので「自分で今どんな感情かわからなくなってしまう」
感じづらいということは、楽しいことも感じづらくなり、楽しくない、
無意識に不快な感情を貯めて、不調になるやすく〜やる気がなくなる、うつっぽく、、、
「感情認知障害」「失感情症」「失体感症」につながるのですね、悪循環へ。。。
なので、内観して自分の感情を感じ、不快な感情は他の人に迷惑かけないように、発散しましょうね!
例えば:「カラオケで思いっきり歌う」「スポーツ観戦で大声で応援する」「運動して発散する」などなど、
>やる気がない、感じづらい、感情を出しずらい、なんか不調だと感じていたら、
カウンセリングを受けてみるとかしてね!
鬱とかになってしまう前にセルフヒーリングしましょう!
・「無私の愛」「調和」に目覚める
:映画では「赤ちゃん」から主人公がエネルギーをもらうのですが、
(赤ちゃんに感じる無垢?「愛」なのかな???)
:相手の思いの奥にあるものを感じれて「本当の思いやり」ができてる人との関係を作れてますか?
:逆に、他人に対して、他の人種に対して、他の国に対して、
イライラしてる、ストレスがある、喧嘩してしまう、卑屈に我慢してる。。。
我欲望を優先して「私もOK、あなたもOK」になれる会話、対話ができていない。。。
:負の感情を減らして、楽しく、楽観的に〜!
>>あとなんでしょうか?
:「静寂の音楽を楽しむ」こともかな?(^_^)/
(映画を見るとわかります〜。)
=自分自身に書いているみたいです。。。
いきなり現代人は変われないですよね。
:人は思い込み信じ込みで生きていて、それが集団になり、国が作られてます。
それを上手く利用している「大きい権力者」がいるしね。。。。
上に書いたことを意識してみる事から、少しずつでも、
*このようないい映画やいい本などから『いい洗脳』を受けとって「心を浄化」して〜本来の自分を感じてみる。
*それには『どいしたらいいのだろう?』と感じて、考えて。。。
*『だったら、こうしてみよう!』と少しずつ行動に移せるといいのでしょうね!
だって「美しい緑の星」のように、
全ての人類が望むような、
美しい自然とともに、心豊かに共存共栄して、
愛と調和に満ち溢れた平和な世界に生きていきたいですし!
次の世代の人達のためにもね!!
このブログを書いた人
「魂が喜ぶ魔法のキネシオロジー」ヒーリングサロン「青い空の氣」曲尾幹夫(まがりお みきお)
50歳まで、グラフィックデザイナーをしてました。
辛い苦しい人生の転機「中年の危機」を、自ら経験しキネシオロジーに出会い、心理学を学び、克服し、
生きかたを変えた経験から、
あなたの愛する人生を
『本来のあなたの輝きで、明るい笑顔にします!』
を使命として!
悩み苦しみの中にいる40代:
特に「ミッドライフクライシス:中年の危機」を乗り越える応援をしています。
キネシオロジー:
心理カウンセリング&ヒーリングセラピー
・インテグレート ヒーリング
・シンギングリン(音響療法)
・クラニオセイクラルセラピー
・箱庭アートプレイセラピー
他
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