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質問:「あなたは自分の「気持ち」を感じていますか?」
A:え?。??どういうこと??
って、思いましたか?
*どうでしょうか?
例えば;
:仕事の取引先や職場で起きたこと、学生でしたら学校の友人たちと、
取引先や上司の顔色うかがって、気持ちおさえて我慢してませんか?
特に仕事上ではね。
上司に突然「すまん!これもお願いね!」って渡された仕事、内心「残業しろってことかよ!」腹たつ、、、感情おさえて、、、
「はい!」って笑顔で受け取ってたりしますよね。。。
愚痴の多い上司に反論しないで、
笑ってごまかして、不快な気持ちを押さえ込んで仕事を続けている。
また、
ある人のことを友人グループが悪口を言っているその輪の中にいたら、
その子に対して初めはそんな想いは持ってなかったのに、次第に自分も同調して悪口を言い始めて、
その子のことを腹が立ってきたりとか。。。(学生の頃は仲間はずれにされるのが怖いがあるか)
友人の言ったことに気を使って(空気読んで)調子合わせて、
思ってもないのに「そうだよね!」って返事してたり。。。
頼まれごとされると断れないとか「できません。いやです。」が言いづらい。
「これは結構あることじゃないの?」
そうですよね〜、私もあります。
サラリーマンやっていたら仕事で我慢することは多いし、
ほんとの気持ち出してたらやってられない!と思っている人多いんじゃないかな?
「周りに合わせた感情しか出せない、感情を表現するのが不安で出せない、自分の気持ちが分からなくなっている。」と
極端までではないけど、何%かはあるかな?、いや私はすごく思い当たるな〜?のように、
人によってグレースケールのようにマチマチですね。
人間関係を上手に付き合うには、多少は必要ですが、
つねにつねに、我慢してストレスフルな状況の中で、「そうでもしなければやってられない」という心理機制から、
「特に問題ありません」「大丈夫うまくいっています」といいながら、やり過ごしてしまっていると、
「感情を失ってしまった感じ」「体感覚を失ってしまった感じ」のような状態になってしまう。
このような場合は、少しでも感情を表出できるように援助することが大切になってきます。
ではなぜ「感情が表せないか?気持ちがわからなくなってくるのか?」について
『周囲の状況に合わせた反応しか出せない。』
:周りの人と対立をするのが嫌だから、仲間外れにされると心配だし、私はこう思う今こう感じてます。
が言えず、黙ってみんなに合わせている。
:周りが何かで怒りを出しているときは、一緒に合わせて怒りを表現しているが、
周りの状況に合わせて自分も怒こって見せているだけだったり。
:友人と会っていても、相手の調子に合わせて笑っているけど、実は心から楽しいとは思えない。
>「感情を表に出してはいけないんだ」と感情の抑圧が過剰になると、言葉や態度にあらわせない。
感情、行動に抑制がかかる。
a:子供の頃からの経験が原因で、特に親と子の関係から、感情を表現できない。
:言葉もわからない赤ちゃんでも、表情、態度や雰囲気、動作などから感情を読み取り適切に答えていくことで、
言葉が使えなくとも、親と子の共感関係が築かれていくそうですが、
子供の頃に親から共感を得られない状態が続くと、感情表現が苦手となり、
他者の感情を読み取る能力も低下し、洞察力にかけた大人になる可能性があるそうです。
(親からあまり愛情をかけられないまま育った。虐待を受けて育った。両親の離婚など、子供にとっては過酷なトラウマを受けている場合も。)
また、
子供の気持ちを受け取ることなく頭ごなしに否定して「〜したらダメ、〜しなさい。〜すべきです。」
という言葉がけが多く育った子供は、無意識的に親の意向を感じ取り、親を喜ばせようとする、
感情を持っても無理に押さえつけるようになり、自分の気持ちを殺して、次第に感情機能が低下して、
人前では本音や気持ちが出せない、やがては自分の感情がよくわからない大人になっていく、、、
親の期待に応える「いい子」で育ってきて、大学から就職となったときに、
これからどうしていいかわからない、「自分」の希望や思い目標を考えてもよくわからない。
何をするにも楽しくない、自分から何かをしようという気力がわかない。
社会に出てから途方にくれる。となってしまう場合があるようです。
b:大人になって社会に「過剰適応」して感情を抑圧した結果、感情が表現できなくなった。
:成人後に環境が大きく変わって、感情の抑制を強いられる環境に居続けることで、その結果という場合も。
またそうした人が、感情のコントロールができないまま、今まで、我慢するだけ我慢してきたのに、
突然最後にキレるというケースがあるようです。(「アンガーマネジメント」という言葉もありますが。。。)
ストレスが鬱積した分だけ、必要以上の爆発となりやすい。
(なんか、突然人を切りつけるなどのニュースがありますが、これもそうなのかと感じますが???)
『気持ちを見せるのを不安に思う人』
>怒こったり喜んだりするのはカッコ悪い、クールを気取っているのならいいのですが、
我慢することが美徳など日本人的な社会もあり、気持ちを見せるのを無意識的に不安に思ってしまう。
:ネガティヴな感情が出せない、また、「嬉しい」「ありがとう」が言えない人もいます。
:表面的にはいつもニコニコでいい人でいるのですが、心の底から喜ぶことがない人。
『自分の感情がわからない。』
:気持ちは感じてるのだけど、周りを気にして、嫌われたくない、対立したくない、
不安だから「言葉にして言えない」「態度として表現ができない」感情の抑圧を繰り返しているとやがて。。。
:「怒り、悲しみ、喜び、悔しさ」なんとなくは感じてるけど、表情にも出せなくて、
今の気持ちがわからなくなってしまっている。
:ネガティヴな感情だけでなくて、嬉しいなどのポジティブな感情も出せなくなっている。
〜何をしたいのかわからない?心が動かない?。。。
感じる感情機能が低下している人は3つのタイプがあります。
①失感情症(アレキシサイミア):感情認知障害
=感情の認知とその表現に乏しい状態、想像力、空想力が乏しく、感情を表に出しづらく事務的な感じ、
人との交流、個人の楽しみを自分から求めようとしないことが多い。(心身症の前段階とも言える症状)
②感情鈍麻(元々あった感情が鈍くなった時〜)
=感情の細やかな動きが減少し、周囲との人間的交流が失われること、自分の個人的な感情を表現しないで、
軽い場合は周囲に合わせてしまうレベルから、ひどくなると周囲に全く無関心になってしまう。(PTSDや統合失調症の疑いも)
③感情抑制型
=感情はあっても、感じたことはうまく表現できない。孤立や仲間外れを恐れるため、余計に感情表現に抑制がかかる。
ストレスがかかって爆発することもある。(ほおっておくとアレキシサイミア〜心身症へ)
カウンセリングの時に、頭で考えたことばっかりで、相手が気持ち感情に触れないように話をしているときは、無意識的な「防衛」が働いているので、この感情の抑圧とは違います。
私も人前で話するのが苦手で、集団でいると気を使ってしまってしまう方だったので、わかるのですが、
このような方は、人といると素直に行動できないのでかなりストレスを感じてしまうのだと思います。
このように、麻痺して自分でも分からないような状態から、体の不調にまでなってしまう。
心身症になったり鬱になってしまったりするのですね。。。
豊かな人間関係のために、日頃から「本音」に気づけるように心がけること。& 上手なコミュニケーションの練習をする!
*なんか違うな「違和感」を感じられたら、、、
今の「気持ちは?どうだろう」って、感じてみる。内面を観察してみる。
=自分の素直な「気持ち感情」を感じる練習するといいですよ。
:感じたことを口に出してみる。
:一人でもいいので、素直な気持ちを言える友人を持つ。
:誰かに向かって素直な気持ちを言ってみる。
:自分から心を開く努力をする。
*ここ2つのブログでも書いていた、
:自分の気持ちを「感じることできてますか?」「実感できてる?」とちょっと書いていますが、
一個前の;映画「美しき緑の星」の中で、
主人公の宇宙人が地球人に話をすると、「本音:本当の気持ち」が出てしまうという設定で、
現代のフランス人が突然「本音」で行動してしまうという皮肉たっぷりにコミカルなシーンが描かれていますが;
:まづは「今の感じは、ホンネなの?タテマエなの?」本音に気づくように、
何か感じたときに「私の心は。。。本音は〇〇だ〜。。。」と気づけるようにすることですね!
ですが、本音だけで人と会話していたは、、、
現代の日本も「タテマエ」で作られた世の中になっていますよね。
なので、このような世の中で「本音、素直な気持ち」で、
上手にコミュニケーションするには、訓練トレーニングが必要なんですね。
これは、
普通の人でもそうかもっしれません、
本音が言えるだけでは、喧嘩になってしまったり、嫌われては、元も子もないですからね〜!
*『アサーション トレーニング』と言うのがあります。
相手の気持ちも尊重しつつ、自分の気持ちも上手に伝える、相手優先でもなく、自分優先でもない、
対等で素直な表現でコミュニケーションをする。『アサーション トレーニング』と言うのがあります。
私もOK、あなたもOKなコミュニケーション方法です。
人間関係が上手にできたら、悩みの多くは無くなるでしょうしね。。。
また、
人間関係をうまく付き合うには、相手の話に寄り添い「共感」して聴くことができると、
いい付き合い、深いつながりが持てるようになってきます。
そのためにはまず、
自分の素直な「気持ち感情」を感じれないと、相手の気持ちも共感できづらいですよね。
*& 感じにくい人は:前も書きましたが、
スポーツ観戦して大声で気持ちを出した応援をするのはいいです!
私は日本代表のサッカー観戦よく行ってました、ちゃんとスタジアムへ行って、
どんなに大きな声を出しても大丈夫、大勢の応援者たちと盛り上がる、
ゴールが決まった瞬間の嬉しさ!気持ちいいですよ!
それから、映画館へ行って映画、または芝居を観る、韓ドラを観るのもいいです。
:感情が揺さぶられる映画を見るとか、感情移入できたということは感じられたということ。
とにかく「感情」出やすいことをやってみましょう!
東洋的な瞑想法:
=ヨーガ、座禅、氣功、舞踊などを取り入れると良いのです。
:なにごとも、心を落ち着けてリラックスすることから!
:「自己観察」「自己探求」をやってみる。
とにかく意識し意図して、行動からです!
今まで書いてきたことで、すごく思い当たるなっていう人は;
・精神分析的な「防衛」としての意味があったり、
・ある意味、適応的にそうなっている場合もあります。
「そうでもしなければやっておれない」という状況です。
「特に問題ありません」「大丈夫うまくいっています」と言ってしまっているということは、
顕在意識がそう思い込んでしまっている、潜在意識に本音をしまいこんでしまっている状態、
とも言えるもですね!
:このような機能的解離を少なくして、
自分自身の「身体の声」や「心の声」を聞いていく方法の一つが、
バイオフィードバックなど、身体からの声をきくアプローチであり、
潜在意識からヒントを釣り上げることができる、キネシオロジーを使った、
カウンセリングとセラピーや心理ワークのセッションが有効なのです。
聴きたいことなどありましたら、
20分無料のオンラインカウンセリングをお使いください。
「なぜそうなってしまったのか?」を、今までの人生を振り返り、心の内側を観察して、
「あ、こういうことがあって、思い込みを持ってしまったんだな、なんだ、そのネガテヴな考えは根拠がないよな。」
と理解できるといいのです。
これが腑に落ちるようにできたら、多分楽になってくると思います!
ですが、
なかなか、ご自身でやるのは難しいです。
*キネシオロジーカウンセリング&セラピーを受けに来られるのをお勧めします!*
何回か体験されればわかります!必ず変われます!
気持ち感情が実感できるということは、生きている実感が持てるということ、
気持ちに素直になれて、人間関係が楽にでき、心から打ち解けられる友人ができて、
希望や目標に向かって毎日活き活きとした生活が手に入るのです。
「なんか・・・悩みがあるな〜?」っていう人も!
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自分が確かに感じている本当の気持ち「心の実感」にヒントがある。
自分の心の内側に意識が向いていて、今感じていること、思考で考えてなくて、できればその奥を感じることができると、
自己に発見や気づきのようなことが起きます。
そう実感できているときは「リラックス」していて、深い呼吸ができていて、
その悩んでいたことをイメージしても、もう気にならない、
何か気持ちいい、スッキリした感じになり解放されます。
よくみなさん、「悩みや問題から解放されたい!」って言いますよね。。。
:解放は「心の実感から」のようです!
前のブログと被るけど。
Q:『本当に、私は自分の「心の実感」に対して、素直に生きているのだろうか?』って問いかけてみて、
あなたは「どう感じましたか?」
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*箱庭療法:アートセラピー*
@登校拒否のお子さん、引きこもりの方、
子供の気持ちがわからない「どうしよう」となっている当事者のお父さん、お母さん、
人間関係の苦手でお話するのができずらい方、
親子関係や夫婦関係で対話がちょっと?と感じている方。
などなど。。。
カウンセリングの苦痛を感じることなく、逆に、楽しいとも感じられながら。。。
無意識的に空回りして、ほぐれなくなってしまった、心のわだかまりを、
緩めて、解放へ向かわせます!。ゆっくり心開いてきます。
『楽しくて』癒されて!
無意識の世界からのメッセージ!;『気づき』がおこります。
ユングの世界;
*「箱庭療法」ができます!『ぜひ体験にお越しくださいね!』
参考にした本
「うまく本音で話せる本」和田秀樹
「心のメッセージを聴く:実感が語る心理学」池見陽